精神科医の禅僧が教える! ストレスをうまく管理する方法

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「ゴールデンウィークもオワタ…あぁ〜また仕事に追われる毎日。憂鬱すぎるわ」「上司に怒られるのを想像するだけでゾッとする…会社辞めようかな」…。何かしらのストレスを感じていながらも、真面目に働いている皆さん。是非、この1冊をご覧になり、どんどん実践してください。仕事や人生に対して、前向きに捉えられる毎日が待っていますから!(イラスト 白井匠)

「嫌なことで脳内満タン」状態では、いい仕事はできない!

(本書p21)

仕事量が多すぎて、やってもやっても終わらない。
指示されたことができなくて、上司から頻繁に怒られる。

そんな憂鬱な毎日を過ごしているうちに、次第にやる気も起きなくなり、家に帰って寝ようとしてもなかなか眠れない…。ストレスはたまるいっぽう。体調もお肌もボロボロ。仕事でも集中力が低下してミスを多発。

「がんばっているのに、全然うまくいかない。もう嫌だ。逃げ出したい」――。

でもよく考えてみてください。今、会社で活躍されている人たちも、一度はそういった苦い経験をしてきています。経験があるからこそ、どうすれば良いかを考え、実践し、今があるのです。誰だってはじめて取り組む仕事には緊張するし、失敗もします。うまくいかないことが続けば、目に見えないストレスがたまっていくのも当然です。

大切なのは、たまったストレスをそのまま放置しないこと!

嫌なことで脳内が〝満タン状態〟では、良いアイデアも生まれなければ、目の前の仕事にも集中できないため、生産性も下がります。

気力や気合いといった「やる気」を持つことは大切です。ただ、その感情も自分の心身はもちろん、脳内もストレスに支配されている状態では空回りするだけ。ストレスとどう付き合うか、どうコントロールしていくか…そのテクニックを身につけることが肝要です!

「逃げる」のではなく、「立ち向かう」術を身につけよう

人間関係だったり、仕事の量だったり、難易度の高い目標だったり…意図せず毎日何かしらのストレスを、誰もが抱えています。生きている以上、仕事をしている以上、ストレスという存在から逃れることはできないのです。

「ストレスはなくならない」――。この前提のもと、本書で効果的な対処法を学び、実践していくことで、仕事でも実績を出せるようになります。人間的にも成長できます。
では、いくつかその方法を紹介しましょう。

時間を操れ!! 「前倒し」習慣でストレス半減

小学校の頃、夏休みの宿題を先延ばしにして、結局、登校日の前日に家族総出で必死に終わらせた…なんてこと、経験ありませんか?

お世辞にも良いとは言えないこの習慣、じつは仕事上でもやってしまっている人が多々います。

「締め切りは来週だから…まだいいや」とギリギリまでやらない人です。先延ばししてもちゃんと完遂できれば、仕事上は問題ありません。ですが…「やらなくてはいけない仕事を終えないまま抱えている」という状態は、それ自体がストレスにさらされている状態になっています。

「今日できることを明日に持ち越さない」――。仕事は常に前倒しで進める習慣は、今すぐできる効果的なストレス管理法です!

「マインドフルネス」的思考で雑念を消去する!

(本書p33)

どうやったらストレスをコントロールすることができるのでしょうか。それは「できるかぎりストレスを生じさせないこと」「仮に生じたとしても持続させないこと」です。仕事で成果を出している人は、早め早めに対応し、ストレスを発生させないようにしたり、発生しても長続きさせないように具体的な対策を講じます。

根本的な解決法として、「マインドフルネス的思考を取り入れることが重要だ」と、著者は提唱しています。マインドフルネスをベースにした考え方と対処法をどのように取り入れていくことで、ストレスを効果的に軽減できるのか…気になりますよね。

ネガティブ思考の連鎖を止める! とっておきの習慣とは?

(本書p169)

たとえば、上司から「なぜ報告をしなかった、ダメだろ!!」と怒られると、最近の20代の部下は「自己人格否定された、低く見られた、嫌われた」と感じるようです。その言葉の意図を翻訳しないで、「ダメだろ!!」という言葉尻に過剰反応して、まるで自分の価値をおとしめられたかのように感じてしまうのです。何年、何十年経っても、ネガティブ解釈に縛られ続けている人も、なかにはいます。

「怒られた」という〝事実〟だけをずっと引きずってしまう。そんなときは、「事実と〝想像〟を切り分けて分析してみる」ことが肝要です。紙に書き出すのもアリ、スマホのメモ機能を活用するのも有効でしょう。

事実ではなく、想像や妄想・思い込みの範疇でネガティブになっていることがわかれば、無用なストレスを抱えなくてすみます。

ここまで効果的なストレス管理法をいくつか紹介してきましたが、より詳しく知りたい方は『会社では教えてもらえない 集中力がある人のストレス管理のキホン』を、ご覧になってください。
ストレスはどんな立場の人でも避けることのできないものですが、工夫次第、対処次第で、マイナスではなく「成長の糧」というプラスのものに変えていくことができます。本書で、そのテクニックを是非とも身につけてください!

Book
会社では教えてもらえない 集中力がある人のストレス管理のキホン

著者:川野泰周
発売日:2019年05月24日刊
ISBN:9784799107751
定価:本体1,400円+税

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【内容】
忙しくなると、ミスを連発。がんばっているけど、やる気が出ない……会社員にはストレスがつきもの。ちょっとしたミスなのに、上司から激怒される。タイトすぎるスケジュール。残業続きの毎日……。日常のストレスが積み重なると、気づかないうちに心や身体に負荷がかかり、うつ病や適応障害などの病気に発展することも。本書はマインドフルネスを中心とした講演活動を通して、ビジネスマンや学校教員、子育て世代、シニア世代を啓蒙している、精神科医で禅僧でもある川野泰周氏により、ストレスを小さい段階から摘み取っていく方法を紹介しています。
禅や脳科学の観点から、職場や日常でも簡単にできるストレス管理法やストレスをためない仕事術を伝授。マインドフルネスを毎日の生活に取り入れることで、心身が健康になり、集中力が格段にアップ。仕事や人生に対しても前向きに捉えられるようになっていきます。新卒からベテランの方まで読んでいただきたい1冊です。

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