仕事でもしよっかな……と思った矢先、登録しているイベント会社から婚活パーティの案内が入りました。
これまでのことを考えると、あんまり期待できないけれど、女友だちからの「行っておいで!」とプッシュもあり、 とりあえず参加してみることにしたのです。
その中に、YUKOさんは衝撃的な一文字を見つけました。
「姫」。
YUKOさん的には、まったくの無自覚だったようですね。
でも、第1回のYUKOさん基本情報を見る限り、うっすらと「姫」感が漂ったりしています。 自己肯定感が低いと卑屈になってあまりハッピーではありませんが、 自分を客観視できていない高い自己肯定感はわがままな「姫」感につながります。
そのことに気づき始めたYUKOさん。
仕事でもしよっかな……と思った矢先、登録しているイベント会社から婚活パーティの案内が入りました。
これまでのことを考えると、あんまり期待できないけれど、女友だちからの「行っておいで!」とプッシュもあり、 とりあえず参加してみることにしたのです。とりあえず、 毛玉を取ったニットワンピを着て、ヒートテックは見えないように。 メイクも菊乃さんの指導どおり、ナチュラルにしてみました。
参加者全員と一通りお話しした後、お気に入りの男性の番号を書くわけですが、 本腰を入れていなかったYUKOさん。 いつもなら真っ先に目に入る職業や年収もろくに見ていませんでした。「うーん、困ったな。誰にしよう。まあ、話が盛り上がった KENJIさんの名前でも書いておこうかな」
司会者が高らかにYUKOさんの名前を呼びます。 さっそくKENJIさんと、連絡先を交換。
そうだ、せっかくだからクリスマスイブのお食事にでも誘ってみようかな。