「女の子の育て方」にはコツがある!?


さて第1回目のテーマは「女の子の育て方」です。

 

女の子というと「おとなしくて、育てやすい」というイメージが世間的にありますが、いやいやウチではそんなことありません。

ウチのチビ娘は、機嫌よく一人でお人形遊びをしているかと思いきや、突然スイッチが入ったように怒り出したり。「ママ一緒に寝ようよ~」と甘えてきて一緒にベッドに横になると「やっぱやめた」と、さっさと一人で部屋を出ていってしまったり。

 

「女心と秋の空は変わりやすい」と言われるように、コロコロ変わる態度や機嫌にとまどうことも少なくありません。

身体的には女の子のほうが育てやすいけど、心理的には女の子のほうが大変!?と指摘し、そんな複雑な女心?をわかりやすく解説してくれる『幸せな母娘関係を築く 女の子の育て方』(川井道子 著)という本をご紹介します。

 

 

 

自身も2男1女の母で、たくさんの母親のカウンセリングをしてきた著者が、女の子の子育てのコツをわかりやすく、丁寧に教えてくれます。まさに女の子育児の定番バイブルです!

 

本書に掲載されていた女の子を育てるためのコツをいくつかご紹介します。

 

バトルに発展しない上手な叱り方

 

「ああ言えばこう言う」

 

まさにこれ。一般的に女の子のほうが男の子より言語を習得する力が早く、口が達者!とよく言われます。ウチもその通りです。

 

チビ娘も私が「スマホはやめなさい」というと、「ママだってよく見てるじゃん」と言います。また「早く支度をしなさい」と言うと「してるしっ!!」と言い返してきます。

 

4歳なのに、すでに思春期の娘を相手にしているよう!

 

私が言ったことに対して矛盾があれば、徹底的に指摘。「ママはさっきこう言ってたのに、今は違う!!」「この前はこう言ってた!」などなど。

 

最初はかわいげがあっても、次第にお互い一歩も引かず、4歳相手に口ケンカしていることもしばしばです。

 

本書では女の子を叱るときのコツは「感情的になると見抜かれてしまう」ことだそうです。わかってほしい大切な言葉は感情と切り離して、穏やかに、でも真剣に伝えるのが理想だそうです。うう、私、まったくできてませんでした・・・。

 

事実より気持ちを受け止めて

 

女の子はとにかくおしゃべり。チビ娘も幼稚園帰りに「あのね、あのね、○○ちゃんと遊んで、そのあと○○して、そのあとお昼寝して、そのあと先生と○○して、そのあと・・・」と延々とおしゃべりが続きます。

 

幼稚園の帰り道に手をつなぎながら、聞いているのですが私は仕事で疲れてほとんど上の空。

 

子どもの話はたいてい矛盾があったり、ずれていたりするので「なんで?どうしてそうなるの?」と「事実関係」ばかりが気になって、話をさえぎったりしてしまいます。

 

本書では、女の子が本当に伝えたいことはその時その時、何をどう感じ、どう思ったかという“気持ち”としています。女の子は「気持ち」に敏感なので、いくら話を聴いてもらっていても気持ちを受け止めてもらえなければ、聴いてもらっていないと感じるそうです。

 

何を話しているかよりも、どう話しているかということに着目して、楽しそうに話していれば「楽しかったね~」と気持ちを受け止めてあげることが大切だそうです。

 

私もこの「気持ちを受け止める」ということを実践したところ、話し終えた後のチビ娘の顔がパアっと明るくなりました。それは「ママはわかってくれた!」という満足気なお顔でした。

 

女の子の感情は複雑で、言葉が達者なので、対応することが難しいと感じる場面がたくさんありますね。しかし、お互い分かり合えたとき何事にも代えがたい育児の喜びを感じることができます。

 

ぜひ本書を読んで、女の子育児をより楽しいものにしていただけたらと思います。

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『幸せな母娘関係を築く 女の子の育て方』

川井道子 著

単行本はこちら。 http://www.subarusya.jp/book/b167347.html

電子書籍版もあります。 http://www.subarusya.jp/book/b167809.html

すばる舎HP http://www.subarusya.jp/

 


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