編集者インタビュー②小学校最初の三年間で本当にさせたい「勉強」
本書の担当編集者、Mさんは小学生と幼稚園生の2児のお子様をもつお母さま。自身の子育ての経験やヒントから、「本当にお母さんたちが知りたい情報」にフォーカスし、本書の構成や内容考えられたそうです。
著者の中根先生は約40年間、「言葉の森」という作文教室を開講。長年の教育現場で見てきた”本当に大切な「勉強」”とは何かを余すところなく語った書になっています。
先週に引き続き、担当編集者のMさんに本書の魅力やタイトルを考えるコツなど、お聞きしました!
小学校最初の3年間で本当にさせたい「勉強」
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―本書の内容でもっとも力を入れた章などがありましたら、
教えてください。
第2章です。52冊のおすすめ本が掲載されています。
実は100冊以上ピックアップし、その中から厳選した良い本、特に小学生が楽しめる本を掲載しています。
―あまり見かけたことのない本がたくさん載っていますね。
そうなんです。子どもの食いつきがよいもの、図書館で実は人気という本を集めました。
いわゆるありふれた「おすすめ本」というものではありません。内容を吟味し、どれも学力アップに繋がる本ばかりです。また実際に自分の小学生の息子にも読ませて、反応を検証しています。
―私は本屋に行くと、ついつい昔自分が読んだ絵本などを子どもにも買ったりしてしまうので、バラエティが少なくて(笑)この52冊はぜひじっくり娘に読ませてみたいです!
―タイトルを考えるコツなどはありましたら、教えてください。
タイトル=テーマで、企画段階でほぼ決定します。タイトルがそのままコンセプトになっているので、ストレートでわかりやすいものを心がけています。
こねくりまわしたタイトルは、ただの自己満足になってしまうので、読者にストレートに伝わるものにしています。
企画では今までありそうでなかったものをあえてフォーカスし、読者がピンとくるものを考えています。
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Mさん、ありがとうございました!今回の本もタイトルからぐっと引き付けられますね。
たっぷり時間がある小学校最初の3年間。家庭学習の基礎ができる時期でもありそうです。本書では学力向上のために何をしたらよいか、具体的に提示されており、すぐにでも実行できるような内容となっています。
また親子で楽しく時間を過ごすためのヒントもたくさん掲載されています。ぜひ、小学校最初の3年間を有意義に過ごすために、一読してみてください。