編集者インタビュー①小学校最初の三年間で本当にさせたい「勉強」
時間がたっぷりある小1、小2、小3。この時期にお子様にしてあげられる「お勉強」とは一体なんでしょうか。
本書の担当編集者、Mさんに編集の裏側、売れるタイトルのコツなど、長年の経験から培われた編集術についてお話しいただきました。
小学校最初の3年間で本当にさせたい「勉強」
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編集者のMさんご自身、小学生と幼稚園生の2児のお子様をもつお母さま。
自身の子育ての経験やヒント、周囲のお母さまの疑問を元に本書を作成されたとか。まさに「生の声」がぎゅっとつまった内容になっています。
―― 「小学校最初の3年間」、私もとても大切だと感じたのですが、この本を企画したきっかけを教えてください。
前作「小学校前の3年間にできること、してあげたいこと(祖川泰治著)」の続編として、今回の本を企画しました。
小学校は4年生から勉強が本格化し、小学校3年生までは空白の期間があります。この時期に子どもに対して、親御さんは何をしたらよいかわからない、という疑問の声があります。
また時間がたっぷりある分、周りの子どもと比べて焦る時期でもあります。
―― 確かに下校してから時間がたっぷりありますね。習い事をしている子も多いようです。
そうなんです。昔は勝手に近所に遊びにいくことがありましたが。うら山探検とかね(笑)でも今はない。
―― 今は「うら山で探検」なんて、危険ですね。
そうですね。さらに少子化なので、親が相手をする時間が多くなります。子どもと親が一緒になって行動することも増えてきました。お友達の家に行くのにも、親が一緒にって。
結局、なにか習い事をさせるか、家でテレビを見せるだけというようになってしまうこともあります。
自身の子育ての経験から
本書のこだわりとしては「学力向上」にフォーカスして、この3年間の空白の期間に何をしたらよいか、自身の子育ての経験から気になるトピックやリアルな声を入れています。
また周りの母親の声をひろって、読者が本当に知りたい情報を入れることに注力しました。
また著者の中根先生は家庭学習において、とても経験豊富で、学習に対してオリジナリティのある考えのある方なので、その方法や秘策をたっぷり取り入れたいと思いました。
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子育て・教育本を何冊も編集されたMさんの知恵と経験がつまった一冊ですね。
『小学校最初の三年間で本当にさせたい「勉強」』は現在アマゾンの家庭学習部門で1位を獲得しております!
次回は、本書の内容で、もっとも力をいれた章やタイトルを考えるコツなどお聞きしたいと思います。