脱イライラ！育児中、夫にイラっとしたら〇〇〇を手放してみよう。
毎日の育児をしていて、イラッとすることは多々ありますよね。
たとえば、子どもに食事をわざとひっくり返されたり、せっかくきれいにした部屋におもちゃをぶちまけられたり……。
夫にだってたまにイラっとします。
先日、普段料理をしない夫が、冷蔵庫をごそごそあさりながら、賞味期限が切れているもの見つけて言いました。
「わーこれ、もう１か月も前だし、あれもこれも……」
わざわざ声に出して言わなくてもいいのに、居間でテレビを見ている私に聞こえるように言う夫。
私のイライラ度はジェットコースターの序盤のような上り坂。
一人で「あれもこれも」と、ぶつぶつ言いながら、冷蔵庫のものを捨てている夫。
あーもうだめだ。ブチっと切れた私。
「はあ？」
ええ、戦闘開始です。ジェットコースターも勢いよく下り坂を猛進。
「冷蔵庫の中身は私だけが管理するの？黙って捨てればいいし！！！わざわざ声に出して言う意味がわからない」と言いました。
もちろん賞味期限が近いものは早く使い切るようにしているし、切れているのに気が付いたら捨てるようにしています。
毎日の子育てでてんやわんやしているのに、夫はなぜイラっとさせることを言うのでしょうか。
そして、私はなぜこんなにイライラするのか。
２万組の親子を見てきた臨床心理士、高見知日子さんの著書『ママも子どももハッピーになる！ がんばらない子育て』という本から、イライラを解決する方法をご紹介します。
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イライラしてしまった自分を自分で責めて、さらに心の中のイライラが増大する……。
賞味期限切れのものに対する夫のつぶやきを
「賞味期限も確認できないダメな母親」
「冷蔵庫の中身の整理もできないダメな妻」
と私は頭の中で変換させて、自分を責め、さらに夫へのイライラを増大させていました。夫は「賞味期限の切れたものが冷蔵庫にある」と言っただけなのですが……。私には家事の全責任を負わされたような、非協力的な夫の発言に聞こえました。
本書によると、イラっとする原因は、自分の「価値観」に縛られているからだそうです。
私はどこかで、
「夫婦とは協力的であるべき」
「家事は完ぺきにこなすべき」
という価値観があるのかもしれません。
なので、言われたひと言で過剰に反応してしまったのかもしれません。
本書では、イラっとしたときは、自分のがんじがらめになった価値観をいったん手放してみることをおススメしています。
価値観を手放して、「まあいいか」と思えれば気持ちも楽になるとのこと。この場合、私は「夫婦とは協力的でないときもある」「家事は完ぺきでなくてよい」と軽く思えれば、いちいちイライラしなくて済むかもしれません。
まあ、どんなときも協力的であるのが一番なんですけど！
本書には、今子育てで悩んでいる方、頑張っている方に臨床心理士として多くの親子を見てきた著者が、考え方のひとつで楽になれるコツがたくさん掲載されています。子育てに夫にイラっとしたらぜひ読んでみてください（笑
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