時短に最適!あとは焼くだけ炒めるだけの「袋詰め」料理とは?:編集者インタビュー
大人気ブロガー、伊藤茜氏の著書「簡単なのに本格! 絶品つくりおき」。手軽にできる「つくりおきレシピ」が189掲載されています。
今回は担当編集者のSさんへ、本書の内容でもっとも力を入れた章や、撮影秘話についてお聞きしたいと思います!
-本書の内容でもっとも力を入れた章などがありましたら、教えてください。
Part.2(p21)の『あとは焼くだけ炒めるだけの「袋詰め」料理』はおすすめです!詰めてそのまま焼くだけ、というのが手軽で、平日の忙しいお母さんのお役に立てると思います。
-私もまず注目したのがこの「袋詰め」料理でした!「つくりおき」というと、まず「常備菜」を思い浮かべていたので、できたてのおいしさに疑問があって……。
つくりおきって短い時間でいかに効率よくつくるかっていうところだと思います。時間の余裕が全くないときは「常備菜」でもよいのですが、やはりつくりたての美味しさに欠けます。
本書では、できたてのおいしさにこだわっており、最後の仕上げ一歩手前にする「つくりおき」を多数ご紹介しています。
-最後の仕上げだけ、パパッとすればできたての美味しいお料理が食べれるということですね!
はい、そうです。また小さいお子さまがいると衛生面についても気にされる方も多いので。「つくりおき」をするのであれば、半調理で一歩手前でとめておく、というのが、衛生保存の面でも無理のないところだと思います。
下ごしらえをしておくとさまざまな料理に展開できるPart5(p109)の『作っておくとアレンジ自在「おかずの素」』もおすすめです。
著者の茜さんからは、下ごしらえだけしておいて、最後に仕上げだけして完成、というアイデアを色々と出していただきました。
-「つくりおき」は同じ味が続くと飽きてしまう、というのがネックで、下ごしらえでいろいろと展開が楽しめるというのはよいですね!
-著者の茜さんの日ごろの料理に対するこだわりなどエピソードがありましたら教えてください。
茜さんは、旬の時期に旬のものを食べるのがおいしいので、お料理には特に季節感を大切にしているそうです。またお肉だけ食べるのではなく、野菜も一緒に食べられるように、盛り付けをしているそうです。
昔、旦那さまが野菜をあまり食べてくれなかったらしく(笑)悔しくて、野菜が一緒に食べたくなるような盛り付けにこだわっているとか。
-そうですね!美しい盛り付けのノウハウについても書かれているので大変参考になりますね!
また本書には189レシピ掲載されていますが、撮影期間などはどのくらいかかりましたか。
189レシピを6日間かけてすべて作り、撮影しました。朝から晩まで、ほぼ丸1日かけて、茜さんのご自宅で撮影させていただきました。茜さんはスタイリングのセンスもお持ちで、カメラマンさんと一体になって取り組んでくださり、おかげで皆さまのこだわりが反映した仕上がりになりました。
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Sさん、どうもありがとうございました。できたてのおいしさが味わえる「袋詰め」料理、ぜひ私も試してみようと思います!本書には身近な食材で簡単にできる「つくりおき」のレシピがたくさん掲載されていますので、ぜひご一読いただければと思います!