家族が多くてもスモールスペースですっきり暮らすためのヒント

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、学校の休校が続いています。親御さんにとっては２４時間の子育てとなるため、疲弊している方も多いのではないでしょうか。

さらに家族が多いとご飯に洗濯、掃除と一日のやることは途切れません。日々の暮らしで押さえるポイント、手を抜くところを上手にコントロールしていくことが大切ですね。

ワーキングマザーとしてフルタイムで働きながら、４人の子育てをしているベリーさんの著書『子供4人共働き・賃貸60㎡でシンプル丁寧に暮らす』から家族が多くてもスモールスペースですっきり暮らすためのヒントをお教えします。

大きな家具を持たず、多用途に使える収納を

ベリーさんは賃貸60㎡のおうちに家族６人住まい。スモールスペースを上手に活用するコツとして、大きな家具を持たず、多用途に使える収納を選んでいるとか。

おすすめは、無印良品のスタッキングシェルフ。

ユニットを追加することができるので、子どもの成長に合わせて、用途を見直すことができます。小学校に入学するのを機に追加ユニットを買い足し、ランドセル置き場にしたり、子どもが成長して中高生になれば、教科書や通学バックなども置けるようにします。

先を見据えて収納を考えれば、無駄な家具を増やさずに済みますね！　わが家では、おもちゃが増えれば、おもちゃ箱、絵本が増えれば、絵本棚……と行き当たりばったりに収納を増やしていたので、ぜひこれは真似したいです。

「このスペースに入る分だけ」と容量を決める

大人数でスモールスペースに暮らすには、ものの数を少なくすることがマスト。容量を決めて、スペースからはみ出てきたら、「持ちすぎサイン」として、中身を見直しします。

ベリーさんの４人の子どもたちの服は基本的に、ひとりにつき引き出し１段分。

シーズンオフの服は別に管理し、引き出しがいっぱいになってきたら、服の数を見直します。また洗剤などの日用品ストックも、それぞれも収納スペースに入るだけとしています。わが家の日用品ストックは、あふれんばかりに引き出しからはみ出ていたので、とても反省しました。

本書には、子どもの持ち物を最小限にする方法や勉強の見方、手早く美味しい食事を作る方法など、効率よく、丁寧に暮らすコツがたくさん書かれています。ベリーさんの暮らしのコツを取り入れれば、毎日の家事や育児がちょっと楽になりますよ！　ぜひ読んでみてください。
 

内容

大人気ブログ「ベリーの暮らし」ついに書籍化！
ワーキングマザーとしてフルタイムで働きながら、上は小6から下は1歳まで、４人の子育て。賃貸の60㎡で家族６人住まいなのに、シンプルで丁寧な生活…。忙しい中で工夫し、日々を楽しんでいるベリーさんの暮らしに、今注目が集まっています。
「一器多用」で収納を減らすアイデア、子供の持ち物を最小限にする方法、勉強の見方、季節行事を小さく楽しむコツ、自分自身のおしゃれ…。家族の人数にかかわらず、その暮らしは参考にしたいことばかり。たくさんの写真とともに、ベリーさんの暮らしを大公開します！

目次

第１章　子供４人・共働きでもできるシンプル丁寧な生活
第２章　スモールスペースですっきり暮らす工夫
第３章　手早く美味しい食事を作るキッチン
第４章　子供の持ち物管理と教育のこと
第５章　毎日の家仕事をもっとラクに
第６章　私の持ち物・少数精鋭アイテム
第７章　お金をかけずに家族６人で楽しむ暮らし