子どものなぜ?なに?どう答える


 
言葉が達者になってくる4歳ごろ、親に待ち受けているのが子どもからの問いかけ攻撃。
 
ウチのチビ娘もテレビや親の会話から疑問に思ったことがあるとすぐに問いかけをしてきます。
 
最近は「ねえねえ、“余裕がある”ってどういうこと?」と娘から聞かれ、私は「う~ん。“ゆとりがある”とか“時間がある”とか、かなあ」と答え、娘は「じゃあ“ゆとりがある”ってどういうこと?」とさらに問いかけをしてきました。
 
「う~ん、そうね、ゆとりは“余裕”とか、そんな意味かなあ」
と私はシドロモドロ……。
 
「ふ~ん」と納得いかないご様子のチビ娘。
 
娘からの問いかけは、ときおり回答するのが難しく、改めて日本語の意味を考えさせられることも少なくありません。
 
言葉の意味は人生経験を通じて、やっとニュアンスがつかめるということもあり、なかなかひとことで説明がつかないときがあります。
 
ただ4歳。そんなことはお構いなく、毎日親をタジタジさせるような問いかけをしてきます。
 
そんなとき、いつもうやむやに会話を終わらせてしまいます。
 

「正しい答え」をいう必要はない

 

 
『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』(小川大介 著)によると、子どもからの問いかけに対し、「正しい答えをいう必要はない」そうです。
 
大切なのは「おもしろいね」「よく気づいたね」と子どもの問いかけをキャッチしてあげることだそう。
 
親が「おもしろいね」、「わからないから、あとで調べよう」と答えることで、「知らないってことはおもしろいんだ!」と、子どもは自分の感覚に自信をもち、安心して好奇心を広げていくそうです。
 

テレビや家族の会話から生じた「何」を逃さない

 
また、子どもが問いかけをしてくるときこそ、知的好奇心のアンテナが立っており、知識吸収が一番良いときだそうです。
 
本書によると、子どもの関心が持続するのはたった30秒!
 
その「知りたい!」と思った瞬間を逃さず、うまく知的好奇心を刺激するには、生活のメインスペースであるリビングに知識のネタ本が置いてあることが大切だそうです。
 
チビ娘も私に「両生類ってなに?」と突然質問をしたあと、私が考えているうちに、次の瞬間には別の遊びに夢中になっていました。
 
「辞書」「地図」「図鑑」を使って、「わからないことは親子で一緒に調べる」という習慣をつけることで、子どもの地頭はぐんぐん伸びていきそうですね。
 
本書には「辞書」「地図」「図鑑」の効果的な活用法や良いネタ本の選び方なども掲載されているので、とても参考になりました。
 
私もこれからは娘の問いかけに対して、うやむやにせず、一緒に調べる習慣をつけていきたいと思います!
 
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『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』
小川大介 著
 
 
 

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