他の子どもと比べてしまう……育児不安から脱却するコツ
出産後1ヵ月頃に赤ちゃんの健康状態を診察する「乳幼児健診」がありますよね。お住いの自治体によって回数や内容は異なりますが、その後複数回にわたり行われます。
私の住む地域では、1ヵ月、4ヵ月、6ヵ月、9ヵ月、1歳児、1歳6ヵ月、2歳児、2歳6ヵ月、3歳児と計9回の健診があり、一度でも健診に行かないと自治体から電話がかかってきて、きちんと来るように指示されてしまう!
この乳幼児健診。子どもの育児相談もできるので、親としては安心なのですが、毎回自分の子どもの発達が正常かどうか判断されるため、心中はとてもヒヤヒヤ。
「うちの子、大丈夫かな」
「他の子と比べて、遅れてはいないかな?」
「隣に座っている子はできるのに、うちの子はできない!!」
など、不安の波に押しつぶされそうになります。
特に育児は自分の思い通りにならないことが多く、子どもの将来まで考えなくてはならないので、不安になるのは当然のこと。どうしたら不安なことに集中しすぎることなく、子どもと楽しく生きていくことができるのでしょうか。
今回は10万部のベストセラー『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』著者最新作の『「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』から不安になってしまう仕組みと育児不安から脱却するための簡単なコツをご紹介します。
本書によるとすぐ不安になってしまうタイプの人は、周りの出来事に敏感に反応するため、ちょっとしたことで不安になり、すぐに自信がない状態に陥ってしまうそう。また人の顔色を伺ってしまい、人間関係でも悩むことが多くなりがちだそうです。
ママ友と話をしていると「●●ができるようになった」「●●を習い始めた」など自然に耳に入ってくるので、
「うちはまだできない!」
「うちはまだそんなの習っていない!」
など遅れをとってしまったものに対しては、すごく気になるもの。
「うちはうち、よそはよそ」と思いながらもやはり、同じ年の子どもを見ると自分の子どもと比べてしまいがち。そして「私のせいで遅れているのかも」と最終的には自分を責めて、さらに不安が増大していきます。
そんなときは自分自身に対して、「子どもも自分もこのままでいいじゃない」と思えるように心を仕向けていくことが大切。そうすることで、不思議と自分の子と他人を比べなくなり、必要以上に不安に感じている心から解放されるように!
見えない不安に縛られて、育児を楽しめないのはもったいない!自分も子どももそのままで良いと思えるようになって、お互いに成長していけたら良いですね。
本書は育児に対する不安だけでなく、人の言動の真意が気になったり、将来を考えて不安で眠れなかったりなど、人間なら誰しも感じてしまう不安を簡単なコツで解決する方法がたくさん掲載されています。ぜひ読んでみてください!